躁うつ病とは

極端とされる2つの極、躁状態とうつ状態が交互にみられている状態を躁うつ病、または双極性障害と呼びます。
主な症状は躁状態とうつ状態です。
躁状態とは気分の高揚が持続している状態です。自信過剰になる分、周囲を卑下しやすくなり、人間関係に支障をきたしてしまうことがあります。買い物をしすぎてしまう、おしゃべりになる、眠らなくても平気、頭の中で次々とアイデアが湧くなどの症状がみられます。
うつ状態とは、無気力、憂うつ感、何事にも興味が湧かない、反応が鈍くなる、疲れやすい、自己否定感、希死念慮などが現れるようになります。躁うつ病の方が慢性化しやすく、うつ状態の際は、過眠や過食がみられることもあります。
治療について
薬物療法が中心です。気分安定薬、抗精神病薬などを組み合わせながら治療を行います。